昭和ちゃんに欠かせない儀式が洗浄。しかし、本来、洗浄などしない(入手時のまま手を加えない)方が良いかと思われます。
手を加える度、価値が落ちる…と考えた方が無難かも?
(洗浄しても強力なカビ臭は(たぶん)抜けないでしょう・・・)
うちの“駄菓子屋”昭和ちゃんの中には、未使用もありますが、駄菓子屋以外の昭和ちゃんは(ほとんど)遊ばれた中古です
【駄菓子屋ドール】は、正規人形の3番煎じで?販売価格が安い分、製品の出来もイマイチだが駄玩具独特の魅力がある
双子の昭和ちゃんと某国りかちゃん
【正規ドール】は開発努力するメーカー製で、それ相応の代価が必要だが、安全性・品質など、細心の注意が払われている
遊ばれた人形は、汚れていたり、歪んでいたりすることも・・・。
“汚れ”といっても、マシになるもの~変わらない~更に悪化するものまで様々あり、処置した結果が事前にわかれば(予測できれば)良いけれど、無知故、悲しい結果を招くこともあります。
・ビニール人形の解体・組み立てには温度(気温)がいる
・イヤな予感がしたときは(一旦)そこで止め(後日)改める
・接合部分はキチンと嵌め込む
→中途半端に嵌めると、型が変形して後に難となる
・『経過年数相応の劣化』というより完全に破損していることも
→修復不可能だったり、代用品探しが大変なこともある
多少、難があってもカワイイのが昭和ちゃん、なのだけれども、
瞳の破損は修復も難しいので、熟慮のうえ覚悟が必要かも?
(アタシ的には)文句じゃーないので、そこんとこヨロシク
先日、ミルクのみタイプの 昭和ちゃんを洗浄していたら、頭の中から 虫の遺骸が出てきた。 虫といっても、蚊を チョッと 太らせたような、ちいさな虫だ。 まぁ、そんなこともあるだろう・・・。
そして、とうとう と いうのか?来るべきモノがついに・・・なのか?
家の中(室内)で 開けてしまったあぁ!!と 涙しそうなモノが!
虫にとって魅力的な物質が含まれていたようで?排出物であるフン?(もしくは干乾びた卵?)や、吐き出した糸が?大きな箱の中に散乱・・・室内での荷解きは(>_<)失敗でしたあぁ・・・
強烈なカビ臭のことは、「にほひアリ」と、あったり、なかったり・・・。
しかし、ソフビに浸透したカビ臭は、なかなか抜けないツワモノ。
身長ごとに人形を整理しているのだけれど、20cm以下の箱を開けるとカビ臭が!しかし慣れれば慣れるモノかもしれない(笑)
駄菓子屋系の昭和ちゃん
粉(カビの一種)を?噴いた状態でしたが、一応、袋入り
(付属品や台紙も異なりますが、顔の印刷具合も異なる)
袋から取り出すと、価値がなくなる?!
かも?
しれないが、
やはりアタシは・・・出してしまう(^^ゞ
廉価版なので?脚と ハイヒールが 一体化!
しかも、彩色されていないので、
脚なのか?靴なのか?・・・わからない。
そして、
着用している服は、留具などなく、糊で?接着?!
脚の太さが違うのも、歪んで見えるのも、気の所為ではない。
・・・というワケで、
初めて見た時は“かなり”驚きでしたが、見慣れるとカワイイ。
ブライスほどではありませんが、巨頭系かも?しれません。
ピンぼけ画像なので、よくわからないでしょうが、この昭和ちゃんの髪の毛は、信じられないくらい薄いです。外周1周しか植毛されていないからですが、その植毛本数は少なく、間隔は粗いです。
服は模造するから・・・と糊付け服を剥がしましたが
( 材料 : あり升(^_^;)随分前に揃えました )
※りかボディは↑もしかすると22cmではなく25cmかも?
▼ おまけ ▼
一緒に入っ(同梱され)ていた 『 昭和ちゃん ベイビー 』
劣化・欠損など多難な◆ 昭和ちゃん ◆
刃物キズ、ペイント剥がれ、日焼け・退色、カビ臭・・・等など^^;
3体のうち、昭和ちゃんは2体
▼
和風の造形髪 (着色してしまいました+満身創痍)
植毛ぱーま人形風≫茶色いカビが?顔面(口元)に浸透
カビ臭対策?
トイレットペーパーで包んで放置→ペーパーがカビ臭くなる
若干だが、消臭効果があるような?気はする
( 人形に使った紙は、持主が処分することも可能 )
浸透したカビ(黒っぽい色)は、消えない(薄くならない)ようだ…
>>対策の為、植毛ちゃんを漂白剤に漬けた所為か、肌質が変わり?テカテカとした感じが。良かったのか?悪かったのか?
(うちにあった画材で彩色していますが^^;オススメできません)
1.水性絵具の?(赤色系)着色あり
水拭きで少しは落ちたが、あくまで多少・・・だった
そこで、コンパウンド剤で拭き取り
→色素が若干?残るが、一応、落ちた(完全ではない)
2.キズ付くが、薄めた洗剤で取れない汚れはメラミンスポンジ
※ 重曹で研磨すると、思ったよりキズは深いかも?